お金と健康を考える地方リーマン備忘録

からだとこころの幸せを考える

動画(.mp4)を倍速音声データ(.mp3)に変換する!安全で簡単なiTunes活用法

動画(.mp4)を倍速音声データ(.mp3)に変換する!安全で簡単なiTunes活用法

資格の解説動画や投資のセミナー動画を見た時に この音声データだけを繰り返し聞いて 学びを深めたいと思う事がありませんか?

ただ、よくわからないアプリやフリーソフトは怖いのでパソコンに入れたくない・・・ わかります。自分も同じ気持ちでした。

実は、iphoneを利用していれば、必ずインストールしている「iTunes
このソフト使って学習用の音声データを簡単につくる方法があります。

特別なソフトを使用しなくても、 iTunesだけで映像(MP4形式 )から音声素材(MP3形式)をつくることが可能なんです。

 

この記事は、こんなあなたにおすすめです。

  • スキルアップや自己投資に興味がある
  • 日々忙しく働いている
  • 自分の関連分野や学びに人一倍興味がある
  • 資格の動画に興味がある
  • 仕事から帰ると、疲れて動画を見るのが面倒
  • 一度見た動画について、内容を把握しているので音声だけ聞きたい
  • 通勤時の移動時間を利用して学びたい
  • 音声を1.5倍速や2倍速で聞いて限られた時間を有効活用したい
  • iTunesを使ってオーディオブックを作りたい

限られた時間をやりくりしながら、少しでも自分を高めようと頑張っているあなたが 簡単・安全にできる方法をまとめてみました。

3つのお得なポイント

itunesのみの使用のため安心

よくわからないフリーソフトをパソコンにインストールする必要がないため安心です。

②データ容量が少なくなるのでたくさんの音声を持ち運べる

映像部分のデータ容量が減るため、音声のみに集中できます

③倍速による反復学習で記憶の定着度が向上

耳からの音声学習は、時間と場所を選びません。   
都合のよい時間、都合のよい場所を自分で選ぶことができます。 すきま時間を生かしてさらに学びを深めましょう。

iTunesで倍速音声データを作成する方法

時間がない人はこちらの順序で進めれば完成します。

  1. MP4ファイル動画を準備する
  2. ファイルの拡張子を表示できるようにする
  3. ファイルの拡張子を変更する(.mp4⇒.m4a)
  4. itunesのファイル変換形式を変更(AAF⇒MP3)
  5. itunesに動画ファイルを読み込む
  6. MP3ファイルに変換(ファイル右クリックでMP3バージョンを作成)
  7. オーディオブックに形式変更する(ファイル右クリックでプロパティ)
  8. iphone等に取り込み倍速再生で反復学習
MP4ファイル動画を準備する

サンプル動画として、自分で作成した資格試験勉強用のファイナンシャルプランナー動画を使用して説明していきます。

※データ容量は304MBあります。

f:id:inu75:20160402232141j:plain
ファイルの拡張子を表示できるようにする

まずは動画ファイルの拡張子を表示できるようにします。

(1)メニューの「表示」をクリック

(2)「ファイル名拡張子」をクリック

すると動画ファイルの拡張子が表示されます。(.mp4となっていれば問題ありません)

f:id:inu75:20160402232858j:plain
ファイルの拡張子を変更する(.mp4⇒.m4a)  

iTunesに読み込む前に動画ファイルの拡張子を変更します。
拡張子の部分をクリックし、拡張子を「mp4」から「m4a」に変更します。

f:id:inu75:20160402233240j:plain

変更しようとすると注意を呼び掛けてきますが、気にせず「はい」をクリックします。

f:id:inu75:20160402233639j:plain

m4a形式に変更できました。
「m4a形式」とはファイルの保存形式のひとつで、
iTunesにデータを取り込んだ際に、音声データとして認識されます。

f:id:inu75:20160402233752j:plain

iTunesのファイル変換形式を変更(AAF⇒MP3)

iTunesでデータを変換する際に、どのような形式で変換するのかを、
あらかじめ登録します。

iTunes左上のメニューをクリックします。

f:id:inu75:20160402234030j:plain

 

メニューの中の「設定」をクリックします。

f:id:inu75:20160402234041j:plain

「一般環境設定」ウィンドウが立ち上がるので
「一般」タブの中にある「インポート設定」をクリックします。

f:id:inu75:20160402234153j:plain

インポート設定の画面のインポート方法で「MP3エンコーダ」を選択します

f:id:inu75:20160402234420j:plain

itunesに音声データに変換したい動画ファイルを読み込みます。
左上のメニューをクリックし

f:id:inu75:20160402234538j:plain

メニューの中からファイルをライブラリに追加をクリックし、自分の追加したいファイルを選択します。

f:id:inu75:20160402234647j:plain

プレイリストに追加されました。

f:id:inu75:20160402234800j:plain

MP3ファイルに変換(ファイルを右クリックしてMP3バージョンを作成をクリック)

音声データに変換を行います。

f:id:inu75:20160402235100j:plain

 
そうすると同じ名前のファイルが2つできます。

f:id:inu75:20160402235157j:plain

どちらが音声データかわからない場合は、ファイルを右クリックして「Windowsエクスプローラーで表示 」からファイルサイズを確認してみましょう。
ファイルサイズが軽いほうが、音声データのファイルです。
動画ファイルが不要であれば削除していただいて構いません。

f:id:inu75:20160402235341j:plain

今回は元の動画ファイルが304MBでしたので、約90%データを軽くできました。

f:id:inu75:20160402235438j:plain

倍速で聞けるようにするため「オーディオブック」形式に変更します。
次は、倍速で聞くための変換準備を行います。
まずは音声ファイルを右クリックしてメニューから「プロパティ」をクリックします。

f:id:inu75:20160402235618j:plain

新しいウィンドウがあらわれるので、その中の「オプション」をクリックします。
メディアの種類から「オーディオブック」をクリックして
「OK」を押します。

f:id:inu75:20160402235802j:plain

メディアの種類が「オーディオブック」に変更されたことで
マイミュージックのリストに音声データが表示されなくなりますが
一瞬不安になりますが、下記のメニューの「ブック」をクリックすることで場所が確認できます。

f:id:inu75:20160402235925j:plain

 
「ブック」をクリックすると「マイオーディオブック」が開きます。
その中にさきほどの音声データがあります。

f:id:inu75:20160402235958j:plain

あとはこのファイルをスマートフォンなどに移動させれば、
通勤中に聞くことができます。

ちなみにiphoneの場合は、通常は音楽を聴く場合は「ミュージック」で聞きますが
オーディオブックは「ibooks」で聞くことになります。
再生速度は0.5倍速、1倍、1.5倍、2倍が選択できますので、
自分の聞きやすい速さに合わせて学習を効率化しましょう!
podcastでも速度は変更できるのですが、自分の感覚ではオーディオブックのほうが使いやすいと感じました。
 
それでは、音声データを倍速で聞くことで、
すきま時間を有効活用し、さらに役立つ知識を増やしましょう。